会社概要

『タナカ』について

■生産者代表あいさつ

ー『日本の米と豊かな自然を守り、未来へ残すこと!』ー

タナカ農産グループは福井県の東郷地区のみならず、全国の【安心・安全・美味しいお米】を目指した農家の連携によるものです。

農薬不使用・有機適合肥料栽培を実現するためには、隣接の田んぼから農薬等の飛来を防ぐため、地域全体での取り組みが必要になります。

手間暇かけた分、安全で美味しいお米を皆様に提供し続けている自負がここにあります。

タナカ農産グループは昭和62年(1987年)に設立し、以来35年にわたり『安全な食』と『豊かな自然』を、来世紀にそして子孫に残すために、一生懸命頑張ってきました。

今後も消費者の皆様と共に歩んでまいります。どうか応援よろしくお願いします。

■概要

社名    タナカ農産グループ
      タナカ(株)【各種蚊帳資材生産】
      タナカ商事(株)【全国蚊帳卸販売】
      タナカ販売(株)【蚊帳・食品全国小売り販売】
      タナカ工業(株)【タナカの純水・健康食品販売】

所在地   〒910-2173 福井県福井市下東郷町15-45

生産者代表 田中 源美(たなか もとみ)

生産者数  300余名

TEL   0776-41-3737(代)

FAX   0776-41-3318(代)

業務内容  農産品の生産・加工・販売(直販)
      特産品販売
      健康食品販売   など

■理念・ビジョン

「健康」それとも・・・?貴方にとって何が大切ですか?

① 幸福は健康から。健康は安全な食品から!

「農薬漬けの安い米」を食べていると、若い元気な時は分かりませんが、中高年になると病気の原因になる可能性は極めて大きいと言われています。

年金の受領額は減り、一方で社会保険料の増額や、老人医療費・医療費の個人負担が増えて、「健康」がたいへん重要になりました。

一旦健康を害すると取り戻すには大変なお金と時間がかかります。

日頃からお米の価格ではなく安全性に重点を置き、「JAS有機米」や「特別栽培米(無農薬・減農薬)」、「特別栽培米発芽玄米(無農薬)」など「安全でおいしいお米」を食べてご家族の健康の維持に役立ててください。

② お米の経済性と安全は相反する!

経済性を最優先した結果、安全が確保できないマンションやホテルが販売されました。お米も経済性(価格)を最優先すると、「大量の農薬漬け、化学肥料タップリの米」になります。

安全性を追求すると除草等の労務費が増え、病虫害により収穫が減少してコストが高くなります。

タナカ農産では東郷地域をあげて、「安全でおいしい本物のお米」と「日本の豊かな自然」を子孫に残すため、「1年以上農薬不使用や70%農薬カットの有機栽培」を35年の間、少しも変えることなく取り組んできました。

「安全なお米は、価格が割高」になりますが、「安全なおいしいお米」をお届けし続ける覚悟です。

③ 環境にもやさしいタナカ農産のお米。

わたしたちがつくっているJAS有機米や特別栽培米のお米は、皆様においしくて安心のお米をお届けするだけではなく、環境にも優しい農業です。

普通栽培の米は、農業の大規模化(コストダウン)を目指し、大量の農薬や化学肥料を使用し、環境に負荷をかける農業であり、自然界の生態系に悪影響をあたえ、本来農地が持っている活力を奪っています。

35年前からタナカ農産グループは、米を農薬・化学肥料不使用で栽培し、環境と調和する農業生産をしています。

「美しい日本の田園風景を次世代に残すこと」に繋がっています。

④ 環境にもやさしいタナカ農産のお米。なぜ農薬を使わずお米を作れるのか?

初期チェーン抑草機と乗用除草機をタナカ農産が独自で開発し、田植えの5日後から抑草作業を5日間隔で3~5回行います。

機械で取り切れない株の際の雑草などは手作業で取ります。腰を曲げての草取りは大変重労働です。容易な作業ではありませんが、「安全・安心な米作り」のために欠かすことはできません。

近年子供の発達障害との関連が指摘されているネオニコチノイド系農薬を、タナカ農産は一切使用しておりません。ネオニコチノイド系農薬が登場して約20年経ちますが、安全性については今も不明のままです。

⑤ 地域一丸で米づくり

本物の農薬不使用や化学肥料不使用の米は地域全体で取り組まないと効果がありません。農薬を散布していると、風で周りの田んぼに飛び、化学肥料や除草剤は水に溶け、その水が下流の田んぼの用水になり影響を及ぼします。

タナカ農産グループは東郷地区の農家が、地域全体を挙げて農薬不使用や化学肥料不使用栽培に取り組んでいます。

「最高級のお米を味わっていただきたい。」そんな気持ちを共有できる人たちで成り立っています。

■沿革

       先祖代々、農業を営む。

1949年1月   昭和23年6月福井大震災後、先代 田中源兵衛が「田中織物工場」を創業。かやの製造・販売を開始。

1963年6月  先代病死。田中源美が2.5ヘクタールの農地・織物工場を引き継ぐ。

1972年9月  タナカ㈱設立。資本金1,000万円。
       寝室用かや・ベビー用かや・食卓用かや・軍用かやの製造・販売が全国シェアの90%以上となり現在に至る。

1978年3月  タナカ商事㈱設立。資本金1,200万円。
       福井県特産品を全国の百貨店、大手スーパー、一次問屋に卸し販売開始。

1978年12月   タナカ工業㈱設立。資本金2,500万円。

1980年6月  福井県特産品の眼鏡製品部門・越前打刃物部門・越前和紙部門の自社工場拡充と協力工場の強化。
       タナカ工業㈱眼鏡部門が、ゆるまないネジのWS蝶番。  
       実用新案特許を取得(PAT 1390577)

1980年12月   タナカ販売㈱設立。資本金1,000万円。
       福井県特産品を全国の生活協同組合と農業協同組合に卸し販売開始。

1985年1月  蚊帳部門台湾(台中、彰化)へ工場進出。

1987年3月  タナカ農産グループ設立。国の食糧管理法の中、全国に先
       駆けて農薬不使用米・有機米栽培を生産者300余名で栽培開始と
       同じく全国の消費者に産地直送販売開始。

1995年3月  日本有機栽培生産者協会設立。
       (全国各県の有機栽培生産者と生産者協会設立)
       全国各地の生活協同組合や消費者に産地直送販売開始。

1996年5月  タナカ工業㈱が飲料水「タナカの純水」の製造、販売開始。

2000年9月  米・福井特産品の直営通販サイトの立ち上げ・運営
       (http://www.tanaka-gr.com)

2001年1月  蚊帳部門中国(深圳・厦門・煙台)へ工場進出。

2005年5月  蚊帳の直営通販サイト「蚊帳通販.com」の立ち上げ・運営。

2014年3月  米の累計販売数 10億食突破。
       ※昭和62年~平成26年の当社データ実績による。

2014年4月  東郷地域の農業を、次世代に引き継ぐ目的で、東郷地区生産者
       で農地の集積・集約化を進めて 「東郷くらぶ」を設立。
       田中源美を担い手として、現在32名で約30ヘクタールの農地
       基盤整備と田の1筆当りの面積を拡大して、農薬不使用米・有機栽培
       米の栽培効率化・低コスト化に地域を挙げて全力で取り組み中。

2017年11月   タナカ農産グループが日本で最初のJAS有機米の無菌化包装米飯
       (パックご飯)を開発。農薬不使用米や赤飯のパックご飯も販売。

2020年5月  タナカ農産㈱設立。資本金5,000万円。