安全・安心のお米です
米どころの北陸でも福井県東郷地区は、特に良質米のとれるところとして昔から有名です。
江戸時代の七十五万石の越前藩でも、とくに″東郷米″は高値で取引され、越前藩の殿様が食べるお米は、「東郷米」が選ばれていたと言われています。
東郷地区は福井平野の南東端にあり、福井の三大河川の一つ、福井市の中心を流れる足羽川の上流です。山麓地帯より開ける扇状地帯なので、生活排水や工業排水が流れ込まない清流を農業用水としてふんだんに利用しています。
しかも、砂が混じった土質の沖積土壌は水はけがよい地質です。
水はけが良いと、田んぼに一回でたくさんの肥料を散布しても地中にしみ込んでしまいます。私たちは手間がかかりますが、少しずう数回にわけて肥料を散布し、元気な稲に育てています。溜水でなく、絶えず新鮮な水で稲が育ち、美味しいお米ができます。
コシヒカリ発祥の地からほど近い東郷地区では美味い米がとれる条件が揃っています。
その結果、より甘みがあり、モチモチとした美味しい米ができるのです。
「ふくい東郷米」は、こうした米作りに最適な地形・地質と、無農薬・減農薬栽培に取り組む農家の努力の結晶なのです。
無農薬の秘訣はなんといっても「除草と病虫害」の対策です。除草や病虫害を効率よく防ぐ為に、普通栽培の農家は農薬を大量に使います。生産性の向上により、価格は安価に抑えられますが、それは果たして「安全で安心な美味しいお米」と言えるのでしょうか?
われわれタナカ農産グループは生産性の向上とは全く正反対の農法、昔ながらの人の手でお米づくりを行うことを基本としています。
無農薬栽培は人手に支えられています。収穫までにたくさんの人手と労力がかかっています。
雑草の種子が2~3ミリに発芽した頃、除草機で最初の除草を行います。除草機を回すと発芽した種子は田の泥の中に埋まり、枯死します。また、この作業は土の中に酸素を入れ、土中の微生物を豊かにする効果もあります。土中の微生物の豊かさこそ本物の有機栽培の最大の証で美味しさの原点です。
除草は田植え後約五日の間隔で縦横に方向を変えて3~4回行います。除草作業はタナカ農産グループが独自で開発した歩行抑草機と、乗用除草機を活用し、除草剤を使わなくて済むようになりました。除草機では処理できない稲株の中や株の際の部分は、人の手で田の草取り作業を行います。
病害虫対策に関しては、植物性有機肥料による健全な土作りを行っています。さらに、稲の収穫減になってしまい、生産性とは相反しますが、あえて稲株の間を広くし、太陽の光と風通しを良くすることで病害虫を防ぎ、丈夫な稲を育てています。殺菌剤、殺虫剤、除草剤を一切使用しない有機JAS栽培や無農薬栽培は大変手間暇をかけ、愛情一杯で美味しく育てています。
東郷地区の肥沃な土壌
お米作りに″最適”な環境!
北陸の厳しい冬から生まれる雪解けの水
養分たっぷりの″雪解け水”
新潟の魚沼市などと同じ
米の名産地に吹く″特有の風″
タナカ農産グループ生産者代表 田中源美(たなかもとみ)が国内でも数少ない水田・環境鑑定士の資格を取得しています。
その知識と経験を活かして、地域全体の田んぼの水と土を環境面からも全面管理し、地域一丸となって安全な米作りをしています。
お客様へ美味しい最高級米をお届けするために、土作りから収穫まで一切の妥協を許しません。
イ ″3連座式 大型縦型精米機”
美味しさを最大限に守ってお米を磨く
専用精米機で三段階に分けて精米することで、ヌカの臭いを染みこませません。また段階的に精米することで、一回にかかる摩擦熱をカット。風味を損なわず、お米本来の風味をそのままに仕上げています。
1番機:ヌカを取り去る。(2番機からはヌカがないのでヌカの臭いがしない。)
2番機:7分づきにする。
3番機:仕上げと研磨をする。
ロ お米を″冬眠″させて保管!低温倉庫
倉庫内の温度13℃以下、湿度を70~75%に保った低温倉庫にすべてのお米を入れ、冬眠状態にして保管しています。
熊やキツネなども、15℃以下では冬眠し、草木も芽を出さない環境下で保管することで、1年を通して美味しいお米をお届けできます。
ハ 三層構造でお米の大敵「酸素」をシャットアウト!高性能な米袋を採用!
鉄が酸素によって錆びるのと同様に、お米も酸素によって劣化し、食味も自然に下がります。
タナカ農産グループでは、お客様に少しでも長く美味しいお米をお楽しみいただけるよう、「真空米袋」にもこだわっています。
真空にすることでお米が冬眠状態になり、約一年間、食味も鮮度も変わらず、虫も発生しません。1回の送料が25kgまで同一料金なので、毎月ご注文いただくより送料が断然おトクな″まとめ買い″も好評です。